上尾市議会議員 稲村久美子です。
3月7日、初めての一般質問に立ちました。
今回の質問は、一番やりたかった子ども達に関わることに絞りました。
質問事項
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❶ 校長会テストについて
校長会テストについて、どの様なテストなのか教えて欲しい
南部地区中学校長会学力検査は、埼玉県教育局南部教育事務所管内全13市町の中学校長会が協同して実施している学力検査でございます。
南部地区市町立中学校の第3学年生徒を対象とし、埼玉県公立高等学校入学者選抜学力検査に準拠した、5教科の学力検査を、年に3回、統一日に実施しております。
南部地区市町立中学校の第3学年生徒を対象とし、埼玉県公立高等学校入学者選抜学力検査に準拠した、5教科の学力検査を、年に3回、統一日に実施しております。
校長会テストを行うメリットとは
本学力検査を行うことにより、生徒が自己の学力を客観的に把握し、学習改善を図るための資料とすることができるとともに、各中学校が進路指導を行う際の資料として活用することができます。
学校で校長会テストを受けられない不登校生徒に対する対応について
検査実施日に、受検することができなかった不登校生徒につきましては、本学力検査と同等のテストを作成し、実施するなどして、進路指導の一助としている学校もございます。
❷ 不登校について
不登校児童生徒への支援は学校に戻ることを目標としているのか
不登校児童生徒への支援の在り方につきましては、「学校に登校する」という結果のみを目標とするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉え、社会的に自立することを目指しております。
また、不登校の期間が休養等の積極的な意味を持つことがある一方で、学校生活における様々な機会が失われることによる学業の遅れや進路選択上の不利益等、社会的自立を目指す上でのリスクが存在することにも留意する必要があると捉えております。
これらのことを踏まえ、学校や教育センターは、不登校児童生徒の状況をこまめに把握するとともに、その状況に合わせた見守りや声かけ、相談や援助、登校に向けての働きかけ等の支援を適宜展開していくことが重要であると考えております。
また、不登校の期間が休養等の積極的な意味を持つことがある一方で、学校生活における様々な機会が失われることによる学業の遅れや進路選択上の不利益等、社会的自立を目指す上でのリスクが存在することにも留意する必要があると捉えております。
これらのことを踏まえ、学校や教育センターは、不登校児童生徒の状況をこまめに把握するとともに、その状況に合わせた見守りや声かけ、相談や援助、登校に向けての働きかけ等の支援を適宜展開していくことが重要であると考えております。
学びの多様化学校(※参考資料)の設置についてはどのように考えているのか
学びの多様化学校の設置にあたっては、設置場所や市内児童生徒のニーズ、教職員の確保などが課題としてあげられますことから、先行自治体の動向を注視しながら、調査・分析を重ねてまいります。
外に出たがらない子供を相談につなげる役割を担う人はいるのか
学校からの派遣依頼を受け、スクールソーシャルワーカーが家庭への訪問相談や関係機関につなぐ支援を行っております。
不登校児童生徒の保護者から相談や連絡がなかった場合、家庭への働きかけをどのように行っているのか
保護者から相談がない場合につきましても、学校では継続的に電話連絡や家庭訪問を行い、児童生徒の実態と支援ニーズの把握に努めております。
しかし、それでもつながることができない場合につきましては、福祉関係課や児童相談所、警察などの関係機関と連携した対応を行っております。
しかし、それでもつながることができない場合につきましては、福祉関係課や児童相談所、警察などの関係機関と連携した対応を行っております。
❸ ひきこもりについて
困難を抱える子どもたちの義務教育後の相談体制はどうなっているか
ひきこもりなど困難を抱える子ども・若者や家族からの相談に対しましては、子ども家庭総合支援センターの福祉・母子保健の専門の資格を持つ職員が対応しております。
困難を抱える子ども・若者にとってなにが重要であると考えるか
ひきこもりなど困難を抱える子ども・若者は、社会に出るための自信を持つことが重要と考えており、本市では、困難を抱える子ども・若者の居場所として、令和2年9月に「ルームここから」を設置したところでございます。
子ども・若者の居場所「ルームここから」の利用者数は
延べ利用者数は、令和2年度が144人、令和3年度が223人、令和4年度は、9月から開催日数を週1回から2回に拡充し、297人となってございまして、本年度は、1月末現在で、515人となっております。
利用者は、「ルームここから」に通ってどのように社会に繋がっていくのか
ルームここからの活動を通して、進学のための勉強や、就職活動をはじめるなど社会につながるための努力を始める方が多くいらっしゃいます。
❹ グリーフケアについて
自殺防止事業の一環として、大切な人を亡くした場合の心のケアについて自治体での取り組みは、どのようなものがあるのか
大切な人を亡くした方への事業といたしましては、自死遺族のセルフヘルプグループ「ピアサロン」を開催しております。
また、グリーフケアだけでなく、広く心のケアの相談を受け付けるため、精神科医・心理士・ソーシャルワーカーによる相談窓口を開設しているほか、地区担当による面談・電話相談を随時行っております。
また、グリーフケアだけでなく、広く心のケアの相談を受け付けるため、精神科医・心理士・ソーシャルワーカーによる相談窓口を開設しているほか、地区担当による面談・電話相談を随時行っております。
自治体によっては、ホームページで家族を亡くした場合の手続きや相談先を一覧にしている。
上尾市では、手続きに関してのサポートをホームページに掲載しているが、ここに心のケアについての記載を追加できないか
上尾市では、手続きに関してのサポートをホームページに掲載しているが、ここに心のケアについての記載を追加できないか
当市も、家族を亡くした場合の手続きについてハンドブックを作成しているほか、ホームページにも掲載しております。
心のケアについての情報や相談窓口につきましても、引き続き関係課と連携を図り、情報提供に努めてまいります。
心のケアについての情報や相談窓口につきましても、引き続き関係課と連携を図り、情報提供に努めてまいります。
お時間ありましたら動画をご覧いただき、ご意見等いただければ幸いです。